君しかいらない
声をかけたらいけない雰囲気に思えたんだ…。


差し出された薬を飲み

眠気がさしてくると

彼は明かりを消して

ベッドに入って来た。



瞬間、知らずうちに深いため息がでる。

彼があたしを助けたのは

さっき話してくれた

意味の分かんない作り話しが理由なんかじゃなくて

ただ

あたしを抱きたいだけなんだと…

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