君しかいらない


「お姉ちゃん、何か手伝おうか?」


学校から帰って来た真琴が鞄も下ろさないうちに

台所にやって来た。


「おかえり。

大丈夫よ。先に着替えてきたら?」

「うん。そうさせてもらうね。」



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