君しかいらない

「とっ…知也?

どうして…」


「とりあえず部屋に入れてくれ。」


そう言うと私の返事も聞かずズカズカと部屋に上がりこの部屋で唯一、腰をかける事ができる一人掛けのイスにドッシリ座り込んだ。




< 910 / 1,001 >

この作品をシェア

pagetop