潤愛!?蓮愛!?
「はい...なかなか出来なくて。ホントにありがとうございます。」

「うんっ。これからはきをつけてね。
そういえば、麻衣ちゃんはまだ大学生だよね。この辺の大学に通って、ひゃぁあ!!」
背中がゾクッとした。
周りの人が私を睨んだ。
「す...いません。」

「せんぱ「黙れ!おい、姉ちゃんよ、さっきはど-も。代わりに姉ちゃんが楽しませてくれんだな。声出したらカッターで傷つけちゃうよ。ひっひっひ。ヤラシイ尻してんな。」」

怖くなった。
いつもなら怒りが沸き上がり、手を掴み上げるのに、身体が凍ったように動かない。
「中身はどうかな。なんなら次で降りてホテル行く...おわっ」
急に痴漢の手が離れた。
力が抜けてフラッとした。
「先輩、私、私...」

「だ..いじょ...ぶ..だから。それより..痴漢は...。」
「いてててっ。」
さっきの痴漢はスーツを来た人に取り押さえられていた。
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