男子校にいざ出陣!!!
「着いたよ〜♪♪」(ニコッ


葵に引っ張られて早5分、そこには『1−A』とかかれた札が下がってる教室があった。


「てか、葵痛いねんッッ!!!!男が男の手ぇ握るなや!!!」


せや、ココでは一応ウチ男なんや。女ってバレたら、お母さん達による地獄へ真っ逆さまや。それだけは堪忍。


「痛かった〜??そりゃゴメンよ〜m(__)m」


こいつ、謝る気ぃあるんやろか。絶対ないと思うんやけど……①ミクロンもあらへんわ。
だってな??謝りながら妖しい笑み浮かべてるんやで??反省してないやろ。


「まぁ、エエよ。もう平気や。」


ホントは、まだ痛いけどな?コレ以上なんかしたら、殺されそうや。葵に……………


「ゆうちゃん〜??飴ちゃんあるわよ、飴ちゃん!!!」


何故?何故飴ちゃん?そして女言葉?近所のオバハンかい。


「葵、飴ちゃんちょうだい」


………………Σ(oДO;)真也………飴ちゃん好きなんか…………意外やな。人は見た目で判断しちゃアカンわ。


「いいわよ〜、ほら食べんしゃい。」


差し出した真也の手の平に飴ちゃんをコロンって転がす。
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