キミ専用テレパシー
「あの…、お邪魔だった?」
「ううん。ひなが来るって聞いて、隆弘も呼んだの。たぶん、今日の事で相談してくると思ったから。神田くんの事は、隆弘に聞くのが1番!」
千香は、当たってる?と言いながら、ニコッと笑ってくれた。
「やっぱ、千香にはお見通しだね…。」
「友達でしょ?当たり前だよ。」
「千香〜、大好き〜!」
思わず千香に抱きついた。それを見た隆弘くんも、どさくさに紛れて千香に抱きついて、蹴られていた。
「で?今日何かあったの?」
痛がる隆弘くんを心配しつつ、今日あった事を千香に話した。