キミ専用テレパシー
変人と急接近?!
ケーキを食べ終わってお店を出ると、
神田くんが
「これからどうします?」と
聞いてきた。
「うーん。どうしましょう。」
「あ、そうだ。」
突然なにかひらめいた様子で、なにやらブツブツと独り言を言い始めた。
「一緒に来ます?」
「へ?」
突然のお誘いに驚いていると、
「嫌ならいいですけど。」と
平然とした顔で言われた。
「別に嫌じゃないですけど…。」
「じゃあ、行きたい所あるから一緒に行きましょうか。」
「は、はい。」
そして、何も聞かされないまま
神田くんは歩き始めた。