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「何してんの、ここで」
相模先生。
「岡崎‥‥礼衣、だっけ」
「何で名前‥‥」
「そりゃわかるだろ。初日から派手に筆入れ落として」
先生は気づいてるの?
私が、先生が抱いた
相手だってこと‥‥
「先生?」
「ん?」
「覚えて‥‥ますか?」
キーンコーンカーンコーン‥‥
「あ、予鈴だ。早く教室に戻りなさい?」
‥‥タイミング悪。
私は何も言わず、
渋々来た道を歩く。
どうして相模先生が
来てくれたの?
私のことを覚えているの?
あー、混乱しそう。
「先生のバカ‥‥」
私は心の中で嘆いた。