地味子の秘密 其の四 VSかごめかごめ
*第参章*
†東雲転校初日
――杏樹Side――
5月9日、月曜日。
午前8時。
おはようございます。
杏樹です。
ただ今……東雲学園の正門前にいます。
「デカすぎるでしょ……」
第一印象は、これのみ。
正門だけで…何メートルあるんですか?
ってくらいに大きい。
敷地………何坪?
キョロキョロしていると、あたしを見つけた警備員さんが、学内に入れてくれた。
あたしが来ることは、理事長から通達が来てたみたい。
よかったぁ……不審者かと警察に通報されたら、たまったもんじゃないよね!
学園指定の鞄を肩にかけ直して、またまたバカデカい校舎へ向かう。
確か……松沢より生徒数は少ないはずなのに……倍の大きさの校舎だ
5月9日、月曜日。
午前8時。
おはようございます。
杏樹です。
ただ今……東雲学園の正門前にいます。
「デカすぎるでしょ……」
第一印象は、これのみ。
正門だけで…何メートルあるんですか?
ってくらいに大きい。
敷地………何坪?
キョロキョロしていると、あたしを見つけた警備員さんが、学内に入れてくれた。
あたしが来ることは、理事長から通達が来てたみたい。
よかったぁ……不審者かと警察に通報されたら、たまったもんじゃないよね!
学園指定の鞄を肩にかけ直して、またまたバカデカい校舎へ向かう。
確か……松沢より生徒数は少ないはずなのに……倍の大きさの校舎だ