地味子の秘密 其の四 VSかごめかごめ

すると………。


「おねーちゃん…だっこ！」


すっかり気を許した子供が彼女に抱き上げてもらおうと手を伸ばしてくる。



「はいはい、おいで？」

「キャッキャッ……」


嬉しそうに彼女の首に手を回して抱き着いた。


「……ぱい……ぱい……」

「ん？」


子供の言葉が聞き取れなかったのか…目線を合わせる。


すると………。


「……あれま……」

「「////////(羨ましい)」」

「おねーちゃんのおっぱい…おおきいね！」


キャッキャッと笑いながら、彼女の胸を制服の上から揉みはじめた。



「…ちびっ子の陸に見えて来た」

ボソリと彼女が呟く。

しかし男二人組の耳には届いていない。





「先輩…あとはお願いします」


時間がそろそろヤバイと感じたのか、男二人組は走って公園を出て行った。