地味子の秘密 其の四 VSかごめかごめ
翌日。
―――3年Ⅰ組。
今日は茶道のお稽古がある日。
多少…疲れ気味の中…、教室移動のため準備をしていた時だった。
「「「キャ――――!!」」」
「へ?」
「あらあら……」
女子生徒の黄色い声援を受けながら、
高瀬蓮会長が…あたし達のところまでやって来た。
なんで来たんだろう?
あ…そっか!零ちゃんに用事か!!
なんて思っていたのに………
「おい」
「はい?」
会長が足を止めたのは、あたしの席の前…。
「なんですか……」
「…3年Ⅰ組、吉川未子。本日付けで……生徒会役員に任命する」
「・・・・・は?」
「放課後は生徒会室に来い」
「・・・・」
ニヤッとちょっとだけ笑うと、颯爽と教室を出て行く。
話を聞いていた女子生徒の悲鳴がすごかったのは……言うまでもない。
―――3年Ⅰ組。
今日は茶道のお稽古がある日。
多少…疲れ気味の中…、教室移動のため準備をしていた時だった。
「「「キャ――――!!」」」
「へ?」
「あらあら……」
女子生徒の黄色い声援を受けながら、
高瀬蓮会長が…あたし達のところまでやって来た。
なんで来たんだろう?
あ…そっか!零ちゃんに用事か!!
なんて思っていたのに………
「おい」
「はい?」
会長が足を止めたのは、あたしの席の前…。
「なんですか……」
「…3年Ⅰ組、吉川未子。本日付けで……生徒会役員に任命する」
「・・・・・は?」
「放課後は生徒会室に来い」
「・・・・」
ニヤッとちょっとだけ笑うと、颯爽と教室を出て行く。
話を聞いていた女子生徒の悲鳴がすごかったのは……言うまでもない。