地味子の秘密 其の四 VSかごめかごめ
不思議で、首を横に傾げた。
「モタモタすんな。早く来い、メガネ女」
「……またメガネ女って言った」
女子が周りにいるせいで……不機嫌さがMAXらしい会長。
あたしに催促の言葉を言う。
だから……なんで会長と一緒に行かなきゃいけないのだ?
「一人で行って下さいよ…。あたしは、これ以上…女子にじろじろと見られたくないんですけど」
「………良いから来い」
「……………はい」
ギロっと血走った眼で睨まれ…仕方なく数メートル後ろをついて行った。
女子からの痛い視線を体中に受けながら……。
やっぱり会長は―――…山岐大蛇だな。
「…閻魔大王の陸とは、本当に大違い………」
ボソッと会長の背に向けて呟く。
閻魔大王も怖いけど……、それ以上に優しいもん。
「モタモタすんな。早く来い、メガネ女」
「……またメガネ女って言った」
女子が周りにいるせいで……不機嫌さがMAXらしい会長。
あたしに催促の言葉を言う。
だから……なんで会長と一緒に行かなきゃいけないのだ?
「一人で行って下さいよ…。あたしは、これ以上…女子にじろじろと見られたくないんですけど」
「………良いから来い」
「……………はい」
ギロっと血走った眼で睨まれ…仕方なく数メートル後ろをついて行った。
女子からの痛い視線を体中に受けながら……。
やっぱり会長は―――…山岐大蛇だな。
「…閻魔大王の陸とは、本当に大違い………」
ボソッと会長の背に向けて呟く。
閻魔大王も怖いけど……、それ以上に優しいもん。