地味子の秘密 其の四 VSかごめかごめ
なるほど………。
ますます顔が見てみたくなった。
「6月の終わりに…あのパーティー行くんだろう?」
「あぁ…杏も一緒にと考えてたが…ムリっぽいし、パスするか」
「高瀬………来るよ?」
「行く」
「…………(笑)」
「どんな奴か……見てきてやる」
「あんまり独占欲強いと……神崎さんに嫌われるよ?」
「………大丈夫だ。杏は、すべてわかってねぇから」
「…なるほど」
クスクスと笑う悠の隣で…東雲にいるであろう杏のことを考える。
社交ダンスパーティー……何着せっかな…。
あれだけ週末に特訓したんだし、たぶんミスはねぇだろ…。
「杏の黒髪に映えるのは……紅だよな」
ポケットから携帯を取り出し、滝本家がよく使用する店に電話をかけた。
杏にプレゼントが届くのは当日。
ますます顔が見てみたくなった。
「6月の終わりに…あのパーティー行くんだろう?」
「あぁ…杏も一緒にと考えてたが…ムリっぽいし、パスするか」
「高瀬………来るよ?」
「行く」
「…………(笑)」
「どんな奴か……見てきてやる」
「あんまり独占欲強いと……神崎さんに嫌われるよ?」
「………大丈夫だ。杏は、すべてわかってねぇから」
「…なるほど」
クスクスと笑う悠の隣で…東雲にいるであろう杏のことを考える。
社交ダンスパーティー……何着せっかな…。
あれだけ週末に特訓したんだし、たぶんミスはねぇだろ…。
「杏の黒髪に映えるのは……紅だよな」
ポケットから携帯を取り出し、滝本家がよく使用する店に電話をかけた。
杏にプレゼントが届くのは当日。