地味子の秘密 其の四 VSかごめかごめ
あたしが、あまりにもボーっとしていたのか…
「ちょっと休憩して来い」と会長から、生徒会室を追い出されてしまった。
「仕方ない。校内を散歩するか」
フーッと息を吐いて、校内を歩き回る。
最近…何とか校内の位置関係を覚えた。
陸に言ったら…「俺なら1日で覚えるけど?」とイヤミっぽく返されたけどね。
「久々に晴れたなぁ…」
梅雨期なのに…今日は久々の晴れ間。
碧い空が、紅く染まり始めてる。
ちょうど…職員室の前を通った時だった。
「あ〜!!おねえちゃんだ!」
「へっ?」
パタパタ……ギュウ…!
後ろから小さな誰かに抱き着かれる。
「あの時のおねえちゃんだよね!?」
「え?」
振り返って…足元を見ると、見覚えのある男の子がいた。
「ちょっと休憩して来い」と会長から、生徒会室を追い出されてしまった。
「仕方ない。校内を散歩するか」
フーッと息を吐いて、校内を歩き回る。
最近…何とか校内の位置関係を覚えた。
陸に言ったら…「俺なら1日で覚えるけど?」とイヤミっぽく返されたけどね。
「久々に晴れたなぁ…」
梅雨期なのに…今日は久々の晴れ間。
碧い空が、紅く染まり始めてる。
ちょうど…職員室の前を通った時だった。
「あ〜!!おねえちゃんだ!」
「へっ?」
パタパタ……ギュウ…!
後ろから小さな誰かに抱き着かれる。
「あの時のおねえちゃんだよね!?」
「え?」
振り返って…足元を見ると、見覚えのある男の子がいた。