地味子の秘密 其の四 VSかごめかごめ
飛鳥君をあたしから、会長が引きはがす。
「ヤダァ…おねえちゃんがいい!!」
「飛鳥…黙れ」
「おねえちゃんのひざがいい!!」
「…………」
無言で会長に睨まれ…怖くなったのか……飛鳥君は、菫さんのところへ行った。
「吉川さん、ごめんなさい」
「大丈夫ですよ、ちょっとびっくりしただけですから」
頭を下げる菫さんに笑って返す。
だいたい……陸の隣に居たら、毎日セクハラばっかりだしね。
こんなカワイイもんじゃないもん……口では、絶対に言えないようなことばかりしてくるから。
毎回バトルに勝てず……いっつもクタクタにされる。
あの体力が信じられないし……。
陸のことを思い出して、ため息をつきながら、少し乱れた制服を整えた。
「ヤダァ…おねえちゃんがいい!!」
「飛鳥…黙れ」
「おねえちゃんのひざがいい!!」
「…………」
無言で会長に睨まれ…怖くなったのか……飛鳥君は、菫さんのところへ行った。
「吉川さん、ごめんなさい」
「大丈夫ですよ、ちょっとびっくりしただけですから」
頭を下げる菫さんに笑って返す。
だいたい……陸の隣に居たら、毎日セクハラばっかりだしね。
こんなカワイイもんじゃないもん……口では、絶対に言えないようなことばかりしてくるから。
毎回バトルに勝てず……いっつもクタクタにされる。
あの体力が信じられないし……。
陸のことを思い出して、ため息をつきながら、少し乱れた制服を整えた。