地味子の秘密 其の四 VSかごめかごめ
扉に両手をつき、上から見下ろされる。
「…陸…っ……」
「ん〜?」
あたしの髪に指を絡め…頬を撫でられた。
「ち…近い……」
「さっきまでキスせがんでた奴が何言ってんの?」
「あわわわ……」
顎を上に向けられ、指先で唇に触る。
顔が真っ赤になるのがわかった。
「……かんざし似合ってるけど、今からは邪魔だよな」
「え…」
下に向けていた目線を、上げた瞬間……
バサッ……
サイドにまとめられていた髪を解かれる。
強めにカールした髪の一束が、あたしの顔にかかった。
「…陸…っ……」
「ん〜?」
あたしの髪に指を絡め…頬を撫でられた。
「ち…近い……」
「さっきまでキスせがんでた奴が何言ってんの?」
「あわわわ……」
顎を上に向けられ、指先で唇に触る。
顔が真っ赤になるのがわかった。
「……かんざし似合ってるけど、今からは邪魔だよな」
「え…」
下に向けていた目線を、上げた瞬間……
バサッ……
サイドにまとめられていた髪を解かれる。
強めにカールした髪の一束が、あたしの顔にかかった。