地味子の秘密 其の四 VSかごめかごめ
――杏樹Side――
寮に近い東門から入り、部屋に帰った。
今日は、土曜日。
学園は休みだから…1日ゆっくりしていられる。
リビングに行くと、零ちゃんの姿は、なかった。
「西国君とデートかなぁ…?」
それか…実家に帰ってるかだね。
部屋に零ちゃんがいないことを、あまり気にせず、小腹が空いたので…キッチンに向かう。
「何作ろうかな……」
学校の寮にしては、大きな冷蔵庫を開けた。
「やば………買い出しに行かないと」
最後に食事を作ったのが…昨日の朝。
だから…冷蔵庫の中身を、ほとんど使い切っていたことを、忘れていた。
「作る前に…買い物行くか…」
自室にバックを取りに行き、お財布と携帯をつめる。
戸締まりを確認して、部屋を出ようとした瞬間…。
「ただいま〜〜」
零ちゃんの声がした。
寮に近い東門から入り、部屋に帰った。
今日は、土曜日。
学園は休みだから…1日ゆっくりしていられる。
リビングに行くと、零ちゃんの姿は、なかった。
「西国君とデートかなぁ…?」
それか…実家に帰ってるかだね。
部屋に零ちゃんがいないことを、あまり気にせず、小腹が空いたので…キッチンに向かう。
「何作ろうかな……」
学校の寮にしては、大きな冷蔵庫を開けた。
「やば………買い出しに行かないと」
最後に食事を作ったのが…昨日の朝。
だから…冷蔵庫の中身を、ほとんど使い切っていたことを、忘れていた。
「作る前に…買い物行くか…」
自室にバックを取りに行き、お財布と携帯をつめる。
戸締まりを確認して、部屋を出ようとした瞬間…。
「ただいま〜〜」
零ちゃんの声がした。