地味子の秘密 其の四 VSかごめかごめ
突然の呼びかけに、会長と2人で…同時に振り返る。
「……誰もいない……」
「………」
振り返っても…誰もおらず。
しかし……
『…ねぇ、わたしと…遊んで?』
バシッ…!
「え……」
小さい子供みたいな手に、手首を掴まれた。
徐々に目線を下げる。
『……お姉ちゃん……遊んで?』
「………!?」
そこにいたのは───…
小さな女の子。
髪は長く……お尻辺りまである。
前髪は、まっすぐに揃えられてて…クリッとした目が、あたしに向けられていた。
「吉川!?…逃げるぞ…!」
会長にも見えているのか…焦り出す。
あたしの女の子に掴まれていない方の腕を掴んだ。
グイッと引っ張る。
「……誰もいない……」
「………」
振り返っても…誰もおらず。
しかし……
『…ねぇ、わたしと…遊んで?』
バシッ…!
「え……」
小さい子供みたいな手に、手首を掴まれた。
徐々に目線を下げる。
『……お姉ちゃん……遊んで?』
「………!?」
そこにいたのは───…
小さな女の子。
髪は長く……お尻辺りまである。
前髪は、まっすぐに揃えられてて…クリッとした目が、あたしに向けられていた。
「吉川!?…逃げるぞ…!」
会長にも見えているのか…焦り出す。
あたしの女の子に掴まれていない方の腕を掴んだ。
グイッと引っ張る。