地味子の秘密 其の四 VSかごめかごめ
自然と痛みはない。
まぁ…会長の前だから、アドレナリンが大量に出てるのかもしれない。
手際の良い会長は、もうあたしの左腕に包帯を巻いてる。
「…会長……養護教諭みたいですね…」
「………」
「…ぎゃっ…締めすぎですよ!」
カンに障ったのか…無言で包帯を締め上げた。
今のが……1番痛かったよ。
包帯を巻き終わると、道具を片付けて、部屋を出て行く。
10分くらい経って…戻ってきた。
「…飲め」
ぶっきらぼうの声音で…会長から渡されたのは―――…
「ホットミルクだぁ…」
温めたばかりなのか…湯気がたっているホットミルク。
「ありがとうございます」
会長の心遣いが嬉しくて、満面の笑顔でお礼を言った。
まぁ…会長の前だから、アドレナリンが大量に出てるのかもしれない。
手際の良い会長は、もうあたしの左腕に包帯を巻いてる。
「…会長……養護教諭みたいですね…」
「………」
「…ぎゃっ…締めすぎですよ!」
カンに障ったのか…無言で包帯を締め上げた。
今のが……1番痛かったよ。
包帯を巻き終わると、道具を片付けて、部屋を出て行く。
10分くらい経って…戻ってきた。
「…飲め」
ぶっきらぼうの声音で…会長から渡されたのは―――…
「ホットミルクだぁ…」
温めたばかりなのか…湯気がたっているホットミルク。
「ありがとうございます」
会長の心遣いが嬉しくて、満面の笑顔でお礼を言った。