地味子の秘密 其の四 VSかごめかごめ
そのまま…本能の求めるままに、杏に触れる。

冷房の効いた部屋に、杏の熱い体が、ちょうど心地良い。


唇から離れ…細い首筋に顔を埋めた。

パジャマの掛けボタンをひとつひとつ外していく。


「……やべェ……」

「…っ……??」


少しだけ見えていた肌が、すべてを曝しだした。

白くて…キメが細かく、スベスベの肌。

目線を下に下げると……豊かな桃の実…。


鎖骨に舌を這わすと、俺の髪に杏の手が、絡む。

頭上から、甘美な声が聞こえてきた。

止まらなくなり、すぐ下の桃の実に手を伸ばす。


「……っ……ふぁ……」


可愛すぎんだけど。

もう…止められねぇ……。


「杏…お前が、俺を誘惑すっから悪い」

「……ほぇ……?」


ドサッ………。


杏をソファーに、押し倒した。
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