地味子の秘密 其の四 VSかごめかごめ
会長が使っているからか、ベッドからはシトラスミントの良い香りがする。
香水かな?
陸が使ってるのはちょっと甘めのヤツだもんね。
「……この香りって、会長が使ってる香水ですか?」
「あぁ」
「良い香りですね。あたし好きだなぁ……」
ちょっとだけ顔を出して、微笑みかけた。
陸とは違うけど、何だか安心する。
「お前だって、香水つけてるんだろ」
「いいえ?つけてないですよ?」
「…………」
答えると、会長の目が、キョトンとなった。
香水なんて、一度もつけたことなんかない。
つけ方もイマイチわからないし………。
そう続けると「……お前らしいな……」と会長が微笑みながら、あたしの頭を撫でる。
ちょっとひんやりとしてて、気持ちよかった。
されるがままで、会長に身を任せる。
このままなら眠れそう………。
会長の淡いブルーのシャツに手を伸ばす。
キュッと握りしめた。
香水かな?
陸が使ってるのはちょっと甘めのヤツだもんね。
「……この香りって、会長が使ってる香水ですか?」
「あぁ」
「良い香りですね。あたし好きだなぁ……」
ちょっとだけ顔を出して、微笑みかけた。
陸とは違うけど、何だか安心する。
「お前だって、香水つけてるんだろ」
「いいえ?つけてないですよ?」
「…………」
答えると、会長の目が、キョトンとなった。
香水なんて、一度もつけたことなんかない。
つけ方もイマイチわからないし………。
そう続けると「……お前らしいな……」と会長が微笑みながら、あたしの頭を撫でる。
ちょっとひんやりとしてて、気持ちよかった。
されるがままで、会長に身を任せる。
このままなら眠れそう………。
会長の淡いブルーのシャツに手を伸ばす。
キュッと握りしめた。