地味子の秘密 其の四 VSかごめかごめ
やっと、静かに暮らせるって思ったのに。
そりゃ…通り魔の事件のことはあるけど、陸とのことは平穏だったのになぁ…。
あの電話のお陰で、ただでさえ眠れないのに…さらに眠れなくなった。
電話があった日は、会長が生徒会室からあたしの部屋まで運んでくれたんだって。
「会長の手……気持ちよかったな…」
「はっ!?今なんて言った!?」
「え?」
「杏樹、あの会長とシたの?」
シた?なにを?
ポカンとするあたしを見て、柚莉が叫ぶ。
「会長とエッチしたの!?」
「………するわけないじゃん!」
「だって、気持ちよかったとか……」
勘違いしてる柚莉さんに、この前の仮眠室でのことを話した。
「………杏樹?アンタ、会長に他にされてないの?」
「う~ん……あ。プールでキスされた……」
「はぁあああああ!?」
ポツリと答えた瞬間、さっきより大きな声で叫ばれる。
そりゃ…通り魔の事件のことはあるけど、陸とのことは平穏だったのになぁ…。
あの電話のお陰で、ただでさえ眠れないのに…さらに眠れなくなった。
電話があった日は、会長が生徒会室からあたしの部屋まで運んでくれたんだって。
「会長の手……気持ちよかったな…」
「はっ!?今なんて言った!?」
「え?」
「杏樹、あの会長とシたの?」
シた?なにを?
ポカンとするあたしを見て、柚莉が叫ぶ。
「会長とエッチしたの!?」
「………するわけないじゃん!」
「だって、気持ちよかったとか……」
勘違いしてる柚莉さんに、この前の仮眠室でのことを話した。
「………杏樹?アンタ、会長に他にされてないの?」
「う~ん……あ。プールでキスされた……」
「はぁあああああ!?」
ポツリと答えた瞬間、さっきより大きな声で叫ばれる。