地味子の秘密 其の四 VSかごめかごめ
な、なんで?
いや、普通に考えて、知らない子が家の中にいたら驚くか。
「れ、れ、れ、蓮が女の子をおんぶしてる!」
「あの女嫌いが……!?」
ん?なんか違う?
「……驚きすぎ。おい、降ろすぞ」
「へ?あっ…はい」
会長が、あたしを床に降ろす。
服を整えて、顔を上げた。
「あっ!お姉ちゃんだ!」
パアァァァァ……と笑顔になった飛鳥君が抱きついてくる。
「………チッ……」
同時に会長の舌打ちが聞こえた。
「あなたは……連と同じ生徒会の・・・」
「あっ……」
一瞬迷う。
神崎の名前でいくか…吉川でいくか。
会長のお母さんには、「吉川未子」と1回名乗ったけど。
「……神崎杏樹と申します」
結局、神崎の名前で挨拶をした。
いや、普通に考えて、知らない子が家の中にいたら驚くか。
「れ、れ、れ、蓮が女の子をおんぶしてる!」
「あの女嫌いが……!?」
ん?なんか違う?
「……驚きすぎ。おい、降ろすぞ」
「へ?あっ…はい」
会長が、あたしを床に降ろす。
服を整えて、顔を上げた。
「あっ!お姉ちゃんだ!」
パアァァァァ……と笑顔になった飛鳥君が抱きついてくる。
「………チッ……」
同時に会長の舌打ちが聞こえた。
「あなたは……連と同じ生徒会の・・・」
「あっ……」
一瞬迷う。
神崎の名前でいくか…吉川でいくか。
会長のお母さんには、「吉川未子」と1回名乗ったけど。
「……神崎杏樹と申します」
結局、神崎の名前で挨拶をした。