地味子の秘密 其の四 VSかごめかごめ
壊れ物のように、優しくあたしを扱う。
いつの間にか、砂浜に押し倒されてた…。
浴衣の衿が乱れ始める。
陸に抱かれたあの日。
触れられるのがイヤだった。
泣きそうになりながら、陸ん家を出たのを覚えてる。
今、会長に触れられても…全然イヤじゃない。
「……っ…かい…ちょ…っ…」
触れられたところすべてが、気持ちよくって…。
会長が好きなんだと思った。
アイツ……陸よりも、会長が好きになったんだと思った。
この時。
間違ってた………?
でも、疲れちゃったよ。
陸のこと……わかんないの。
もう泣くのはイヤになったんだ。
この時から、決めていたのかも。
現実になるのは、9月の始め。
いつの間にか、砂浜に押し倒されてた…。
浴衣の衿が乱れ始める。
陸に抱かれたあの日。
触れられるのがイヤだった。
泣きそうになりながら、陸ん家を出たのを覚えてる。
今、会長に触れられても…全然イヤじゃない。
「……っ…かい…ちょ…っ…」
触れられたところすべてが、気持ちよくって…。
会長が好きなんだと思った。
アイツ……陸よりも、会長が好きになったんだと思った。
この時。
間違ってた………?
でも、疲れちゃったよ。
陸のこと……わかんないの。
もう泣くのはイヤになったんだ。
この時から、決めていたのかも。
現実になるのは、9月の始め。