地味子の秘密 其の四 VSかごめかごめ
†襲われた学園
――柚莉Side――
夏休みの最終日の夜。
明日から、2学期が始まる。
今は、杏樹と電話中。
「えぇ!?告られたの!?」
《うん》
「それで?」
《………》
電話の向こうで、黙ってしまった杏樹。
その反応に「まさか」と嫌な予感がした。
「……オッケーしちゃったのね」
《……はい》
ウソでしょ…会長の告白、受けちゃったんだ。
「滝本君とは…?」
《別れるよ。もう疲れちゃった…》
………。
言葉を失った。
まさか杏樹が「別れる」なんて言うとは思わなかった。
「まだ…言ってないのよね?」
《うん、アイツ忙しいみたいで…連絡取れない。今度家に行って、直接言うよ》
「会長と…シた?」
《シてないよ!ちゃんと別れてないのに……陸と同じになるでしょ?》
夏休みの最終日の夜。
明日から、2学期が始まる。
今は、杏樹と電話中。
「えぇ!?告られたの!?」
《うん》
「それで?」
《………》
電話の向こうで、黙ってしまった杏樹。
その反応に「まさか」と嫌な予感がした。
「……オッケーしちゃったのね」
《……はい》
ウソでしょ…会長の告白、受けちゃったんだ。
「滝本君とは…?」
《別れるよ。もう疲れちゃった…》
………。
言葉を失った。
まさか杏樹が「別れる」なんて言うとは思わなかった。
「まだ…言ってないのよね?」
《うん、アイツ忙しいみたいで…連絡取れない。今度家に行って、直接言うよ》
「会長と…シた?」
《シてないよ!ちゃんと別れてないのに……陸と同じになるでしょ?》