地味子の秘密 其の四 VSかごめかごめ
お茶の入った湯のみをテーブルに置く。
「話はわかった。二宮のことは、俺がケリつけてくる」
杏の不安要素を取り除かなきゃ、笑ってくれない。
あの笑顔を取り戻す。
アイツを守るためなら、どんなことだってやれるんだから。
「……杏への呪いは、どうしたら解けますか?」
まっすぐに御祖父様の方を見た。
「そうじゃな……闇の中にある杏樹の心を光へ連れ戻せたら……大丈夫じゃろう」
俺を見て……ニヤリとすべてわかったというような笑みを浮かべる。
それは、“お主ならば出来るじゃろう”と自信満々な表情。
この方には、今からやろうと思っていることが……わかっていて、許してくれてる。
ならば、その通りにさせていただくだけだ。
「お願いがあります」
この場にいる全員に、ひとつ頼み事をした。
「話はわかった。二宮のことは、俺がケリつけてくる」
杏の不安要素を取り除かなきゃ、笑ってくれない。
あの笑顔を取り戻す。
アイツを守るためなら、どんなことだってやれるんだから。
「……杏への呪いは、どうしたら解けますか?」
まっすぐに御祖父様の方を見た。
「そうじゃな……闇の中にある杏樹の心を光へ連れ戻せたら……大丈夫じゃろう」
俺を見て……ニヤリとすべてわかったというような笑みを浮かべる。
それは、“お主ならば出来るじゃろう”と自信満々な表情。
この方には、今からやろうと思っていることが……わかっていて、許してくれてる。
ならば、その通りにさせていただくだけだ。
「お願いがあります」
この場にいる全員に、ひとつ頼み事をした。