地味子の秘密 其の四 VSかごめかごめ
何してくれてるのよ、この変態バカ殿様!

ありえないっ!!


ケガのため、ブラはつけていなくて……ヤツがボタンを外す度に、肌があらわになる。


「ちょっ! ダメ!!」

窓からは太陽の光が入ってきて、すごく明るい。

こんな真昼間に見られるのは、恥ずかしい!


両手で陸の手を掴んで、止めようとした。


「黙っとけ」

片手で簡単に頭の上へ、まとめ上げられ……自由を奪われる。

器用に残りのボタンも片手で外された。


パジャマは全開。

いくら長く付き合ってて、何度も肌を重ねてても……恥ずかしい。


「ヤダァ……見ないでよ」

隠すように、体を捻る。


「ダメ」


あたしの気持ちなんてお構いなし。

パジャマをずらされて、胸やお腹、肩、背中を見られた。
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