地味子の秘密 其の四 VSかごめかごめ
嬉しさと安心感で胸がいっぱいになり、陸の首筋に顔を埋める。
ぎゅ―っと抱き着いた。
「杏?」
「陸……ぎゅーして……?」
顔を埋めたまま、ワガママを呟く。
誰もいないから良いでしょ?
もっと安心感が欲しくて、陸の温もりを今すぐ近くで感じたかった。
「いくらでもどうぞ」
柔らかくて優しい声が聞こえたと思ったら、逞しくて温かい腕が、背中と腰にまわってくる。
優しく大切なものを扱うように、抱きしめられた。
嬉しくて、陸の服を握りしめて…さらにくっつく。
「陸………」
「ん?」
「……好き………大好き…」
耳元で呟くように小さな声で言うと――…。
「ん……俺も好き」
極上に甘い声が耳元で囁いた。
ぎゅ―っと抱き着いた。
「杏?」
「陸……ぎゅーして……?」
顔を埋めたまま、ワガママを呟く。
誰もいないから良いでしょ?
もっと安心感が欲しくて、陸の温もりを今すぐ近くで感じたかった。
「いくらでもどうぞ」
柔らかくて優しい声が聞こえたと思ったら、逞しくて温かい腕が、背中と腰にまわってくる。
優しく大切なものを扱うように、抱きしめられた。
嬉しくて、陸の服を握りしめて…さらにくっつく。
「陸………」
「ん?」
「……好き………大好き…」
耳元で呟くように小さな声で言うと――…。
「ん……俺も好き」
極上に甘い声が耳元で囁いた。