ソラを見上げれば・・

あたしは仕返しに涼の弱みをつく。

涼はすっごい悔しそうに

「・・・。できてない。」

って言う。
少しは嘘付けばいいのに。
変なとこ正直なんだから。でもそこが可愛いんだよな♪

「ふーん。そうなんだぁ。

涼の好きな子って誰だったっけ?
確かぁ・・・・。」


「あーーーーーーーっ。」

涼がいきなりでっかい声をだす。


そしてあたしの方に向かって

「ごめんなさい。それ以上言わないでください。」

と言う

勝った!
あたしは心の中でガッツポーズする。

そしたらお母さんが出てきて

「涼!!うっさいわよ!!静かにしなさい。

あおい~涼シバイていいわよ。」

あたしは二ヤリと笑って

「了解でぇす♪」

と言って手をパキパキ鳴らす。
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