ソラを見上げれば・・
って考えてたら後ろから声をかけられて
「お待たせ。」
って言われたから振り返ってみると・・・
「ほら、圭と一緒に帰んなよ?」
圭がいたんだ。
「・・・・・・」
「・・・・・・」
お互い無言で悠斗君は頭を抱えてた。
ちょっと罪悪感が広がるけどそれを気にして仲直りするほど人はできてないし。
お互い無言のままでどれくらい時間が経ったのか
ゆうちゃんが声をかけてきた。
「お~い。
そこの2人帰らないなら飲まないと~・・・」
ニヤッと笑ってお酒を注ぐ。
隣で悠斗君が止めようとしてるけどお構いなし。
「・・・・・」
それでも何も言わない圭。
なんかその態度にもムカついて・・・
あたしはゆうちゃんが注いでたお酒のコップを持つと・・・
グイッ・・・・
ゴクゴクゴク・・・・
「「ぁ・・・碧?」」
圭とゆうちゃんはあたしを見ながら固まってる。
「ぷはぁっ!!」
あたしはコップギリギリまで注がれていたお酒を一気飲みした。