ソラを見上げれば・・
「帰れてよかったな・・・」
そう強く実感した。
血は繋がってないけれど心で繋がってると思える大切な家族。
「ありがと・・・」
誰も聞こえない声で呟いた。
のに・・お母さんは微笑んで・・
「今日はごちそうよ~♪
葉音?向日?碧?手伝ってね?」
気合い入れるぞ~と意気込んで笑っている。
涼は葉音に怯えながら前を歩いている。
ずっと・・・ずっと・・・
一緒に居たい。
ほんとにずっと・・・