ソラを見上げれば・・
名前や性格まで教えてくれた。
あたしは完ぺきに負けて敗北感が背中に
のしかかってきた・・・。あぁ泣きますって・・。
「明日。悠斗君をお祭りに誘おうと思うんだけど
碧。空谷くん誘ってみる?」
いきなり話が変わるから最初のほう聞いてなかったけど・・。
あたしの答えは・・。
「・・。ヤダ。
だって・・。圭が・・もしもしだよ?あたしのこと好きだったら・・・。
恥ずかしいよっ!!」
ゆうちゃんはあたしの答えは予想通りとでも言わんばかりの
顔をして・・。
「そう?別にあたしは良いけど・・・。
行くとしたら・・。
あたしと、悠斗君と・・・。碧。の3人で行くからね?」
「3人で行くの?!」
「うん。あたしと悠斗君と碧の3人ね?」
3人って・・・。
あたしお邪魔虫じゃん!!
「ほら。空谷くん誘わないと碧ほぼ1人だよぉ?
それでもいいの?いいならいいけどね」
ゆうちゃんはズルイ。
いっつもあたしを揺さぶるんだ。
こんなこと言われたら・・・。
誘わないって言えるわけないじゃん!!
「わかったよ・・・。誘う。」