君が好き




それから毎日、夜には先輩と電話するようになった。


学校で話せなくても、その時間があるだけで幸せだった。


そんなある日。いつものように、先輩に電話をした。


「…?」


いつもなら、すぐに電話に出る先輩が今日はまだでない。





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