この話にはまだ、題名がない。

先生が来るまでの時間、微妙な空気が流れた。

「だいたい、君は最近おかしいんだよ」

「おかしいですって?」

2人の口は止まらない。

「理科室のときだって、そうじゃないか」

「そのときは、そのときよ」

私は負けずに言い返す。

なんなのだろうか。

子供みたいな会話。


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