FUTARI
帰り道、波美の家の前で自転車を
停めてカギが閉まってるか確認
してみると開いている。入ると
入浴中みたいなのでソファーに
座ってテレビを観ていると家の
電話が鳴り、留守電になったが
メッセージはなく、しばらく
するとまた電話が鳴ること数回、
そしてまた電話が鳴った時、
『ごめん、電話に出て!
イタズラ電話だから』
貴司が電話に出ると切れた。
それから電話は止まった
『今、一人だろ!? とか、
ピンポーンてなるけど誰も
写ってないくて一昨日からなの。
それからは電話に出ないんだけど、
1時間くらい電話が続く。。』
「それで玄関が開いてるなんて
気をつけろよ!危ねえなぁ
一昨日って波美が一人になって
からって事かよぉ、怖ぇなぁ~
っていうか、
なんで言わねぇんだよ!!
バカヤロウ!!」
『タカ、
疲れて寝てるだろうから。。。。』
「気ぃ使ってんじゃねぇよ!!
なんかあったら困るだろ」
『だけどぉ。。
だって。。。。。。』
・・・・・だって、
タカはみんなのタカ
なんだもん。。。。。
あたし、ほんとはタカが
好きなんて言えないしぃ。。。
「わかったな!」
『それより、
びしょびしょじゃん!
風邪ひくよぉ、お風呂入りなよ
パパの着替えもあるし!
雨宿りして帰りなよ』
停めてカギが閉まってるか確認
してみると開いている。入ると
入浴中みたいなのでソファーに
座ってテレビを観ていると家の
電話が鳴り、留守電になったが
メッセージはなく、しばらく
するとまた電話が鳴ること数回、
そしてまた電話が鳴った時、
『ごめん、電話に出て!
イタズラ電話だから』
貴司が電話に出ると切れた。
それから電話は止まった
『今、一人だろ!? とか、
ピンポーンてなるけど誰も
写ってないくて一昨日からなの。
それからは電話に出ないんだけど、
1時間くらい電話が続く。。』
「それで玄関が開いてるなんて
気をつけろよ!危ねえなぁ
一昨日って波美が一人になって
からって事かよぉ、怖ぇなぁ~
っていうか、
なんで言わねぇんだよ!!
バカヤロウ!!」
『タカ、
疲れて寝てるだろうから。。。。』
「気ぃ使ってんじゃねぇよ!!
なんかあったら困るだろ」
『だけどぉ。。
だって。。。。。。』
・・・・・だって、
タカはみんなのタカ
なんだもん。。。。。
あたし、ほんとはタカが
好きなんて言えないしぃ。。。
「わかったな!」
『それより、
びしょびしょじゃん!
風邪ひくよぉ、お風呂入りなよ
パパの着替えもあるし!
雨宿りして帰りなよ』