FUTARI

「おじさんは?」


『もうすぐ帰るって。なんか明日から

急に岡山へ出張になったらしくて』


あっ、おじさんからメールがきてる。

【明日から留守するからな。 

波美ひとりになるから頼むぞ用心棒^^】



翌日、スイミングクラブで泳いでる

貴司に由貴が近づいてきて

お茶の誘いを受けて

断る理由もない貴司は

終わった後、言われた店に来た。

由貴はまだ来ていないようなので、

奥のほうの席に座ると



・・・お茶飲んで

なに話したらいいかなぁ? 

好きですと言われて

どうしたらいいんかなぁ

そんなこと考えてると

寝てしまったらしく、

気がつくと目の前に

由貴が座っていた。


「おつかれさまです。

疲れてるのにごめんなさい。。。。。

先輩とこうして話せて夢みたいで、

ドキドキしてるんです。。。。

昨日はごめんなさい

話しかけられてドキドキしちゃって

わけわかんなくて。。。。」



「そんなこと言われることないから、

なんて答えたらいいのかなぁ?」


「先輩、水島さんと

 付き合ってるんですか。。。。」


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