君といた季節



「「うぉ~~~!!!!」」

「超キレイ!!」

「すっげぇな!!」



観覧車から見えた景色は絶景で、
2人でしばらく騒いでいた。



でも、てっぺんらへんにくると

急に静かになった。




「翔太・・・」

「ん?」


「今日はありがと」

「ん。まぁー・・・何があったかはしらねーけど
無理はすんな。
お前が静かだと俺まで調子狂うんだよ」



あぁ、そっか・・・



「うん・・・」

「ったく~、そんぐらいで泣くなよな!」

「泣いでないもん・・・」



翔太があたしの頭をくしゃくしゃっとなでる。





いつのまにかなってたんだね。















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