君といた季節



「う~・・・
誰かあたしに脳みそ分けて・・・」



あーあ、こんなことならもっと
勉強頑張ればよかったなぁ。

あ、でもあんま関係ないか。



「美桜、何うなってんの?」



突然、部屋のドアが開いたと思ったら
入ってきたのは



「雅紀にーちゃん!!」


いつもなら、
「勝手にあけないでよ!」って
文句言ってやるとこだけど、
今のあたしにはそんな気力すらない。







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