恋は突然
「そんな事あったんだ....」
亜美が私の頭をポンポンした
「うん....些細な事だけど、なんか告白するの怖くなって...」
「ガラッ」
喋っていたら急にドアが開いた
「やっぱここだったか...」
「翔がなんでここきたの??」
私は翔をにらんだ
いい話しの途中だったのにー
「お前な...心配したんだからな」
「ありがとっ」
私達はそのあと授業にでた
授業中にずっと圭太くんの事を考えていた
告白か.....
したらどうなるのかな....?
頭はそればっかり
「キーンコーンカーンコーン」
「ふぅ〜やっと1日終わるよー」
あくびまじり伸びをした
「あたしは部活だ...はぁ...」
亜美がため息をついた
「そっか....吹奏楽部はまだ部活あるのか(´Д`)」
「そぅ!だからごめん!!先帰ってて〜」
亜美はパチンと手を合わせた
「うん!!分かった!頑張って★」
私はそのまま図書室にむかった
図書室は人気がなく、人が全然いない
その上本は全部古いものばかり...
でも私は図書室の木の匂いが落ち着くし、古い本が好き
私はいつもの窓側の席に座った
ここでいつも考え事をする
そして部活中の圭太くんが見れる場所
「ガラッ」
誰が入ってきた
私の心臓がざわめきだした
顔が熱くなりだした
「けっ圭太くん...なんか借りたの??」
私は頑張って話しかけた
きっと声がうわついていた
恥ずかしい....
どうしよう
「おぅ!辞書忘れて借りてたんだよ!」
圭太くんははにかみながら本を戻した
ドキドキ
胸がざわめく
「そっか!」
私の笑顔は変じゃないかな...?
「じゃぁな!」
圭太くんが出ていった
「はぁ....ドキドキした...」
私は胸に手をあてて自分を落ち着かせた