2匹の蝶々
「音…もっと」
「心…」
チュッ
今度は唇にキスをする。
「い、ん…はぁっ…ん」
こんな可愛い心と。
離れなければならない日が来るのだろうか…
出来るなら、来ないで欲しい。
一生…
心と一緒にいさせて欲しい。
「ああっ…だ、め」
「もうちょっと…だけ。」
「い、ん〜…」
俺はまた。
冷たい床に心を押し倒す。
「授業、サボろ…?」
心の頬を撫でながら、俺は呟く。
「…うん」
コクリ、と頷く心の唇に俺はまた甘いキスを落とした。