2匹の蝶々
「い、ん…」
「これで、最後に…す、るから」
言葉を詰まらせながら涙を堪えたように音は言った。
音は制服のYシャツを脱ぎあたしの服を無理矢理、脱がす。
あらわになるアタシの肌。
「心…愛してる」
「待って、音。最後って?」
「…俺。彼女できたから。」
「え…んんっ」
言葉を遮られ、激しく唇を合わせる。
「んっ…はっ…ふ」
音…
音…
どうしたの??
彼女って?
なんで??
音は…
あたしが好きじゃないの?
プチッ
音はブラのホックを外し、胸を舐める。