恋愛一色
次第に俺のペースは速くなっていく。


舌を絡ませ、千尋を攻めていく。


忽ちいやらしい音が全体に響いていく。


ここは全くといっていいほど、人が通らない。


俺たちの貸切みたいなもんだ。


俺は頭がおかしくなるまで千尋を攻めた。



俺が限界になる前に、千尋はすでに限界を越していた。



とろんとした目で千尋は俺を見る。


俺はしっかりと千尋を支え、微笑む。



『続きしよっか?』



俺がこう耳元で囁くと、千尋は小さく頷いた。


俺は近くにあったホテルを探し、千尋を抱いた。


いつもより激しく。
いつもより強引に。



何回も千尋を抱き、
何回も千尋に囁いた。




『千尋だけだよ…』



『響………』



千尋は火照った体を俺に預けた。



俺は自分の気が済むまで、千尋を道具として使った。





また…嘘が増えた─…
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