恋愛一色
~第五章・一目惚れ~
俺はまだ眠っている街を元気よく走る。
最近引っ越したばかりの遥斗が住むマンションに向かう。
白い塗装の綺麗なマンション。
俺は遥斗が住んでいる6階を見上げた。
そして小さく笑い、遥斗の部屋を目指す。
─…ピーンポーン…
チャイムを押して、俺は遥斗が顔を出すのを待っていた。
だがなかなかドアは開かない。
『遥斗~?』
心配になった俺は、遥斗の名前を呼んだ。
すると俺の声に反応したのか、不機嫌な顔をした遥斗がドアから顔を出した。
『こんな朝から何だよ…』
まだスエット姿の遥斗。
遥斗を見たらなんだか嬉しくなってきた。
俺は八重歯を見せてこう言った。
『遥斗忘れてねぇかなって!今日が入学式だってこと』
『あ?覚えてるよ』
『ならいいけど!』
俺は遥斗の部屋に勝手に入っていく。
最近引っ越したばかりの遥斗が住むマンションに向かう。
白い塗装の綺麗なマンション。
俺は遥斗が住んでいる6階を見上げた。
そして小さく笑い、遥斗の部屋を目指す。
─…ピーンポーン…
チャイムを押して、俺は遥斗が顔を出すのを待っていた。
だがなかなかドアは開かない。
『遥斗~?』
心配になった俺は、遥斗の名前を呼んだ。
すると俺の声に反応したのか、不機嫌な顔をした遥斗がドアから顔を出した。
『こんな朝から何だよ…』
まだスエット姿の遥斗。
遥斗を見たらなんだか嬉しくなってきた。
俺は八重歯を見せてこう言った。
『遥斗忘れてねぇかなって!今日が入学式だってこと』
『あ?覚えてるよ』
『ならいいけど!』
俺は遥斗の部屋に勝手に入っていく。