恋愛一色
『…興味ねぇよ?それに、前付き合ってた…誰だっけ?あや?あき?忘れたけど、そいつは?』



俺はフローリングの床の木目を見てこう言った。

わざと明るい口調で。



『あ~別れたし、とっくに』




『そいつで何人目だよ』


遥斗は少々呆れ気味で言った。


俺はなにもいい返すことが出来ない。


わざと平気なフリをするこてしか出来ない。



『さぁな?まぁまたすぐに出来るでしょ』



嘘をつかないって決めたのに…この性格が直るのには当分かかりそうだな。


俺は元気よく話しているテレビのアナウンサーを見て、テレビを消した。


今何時か見るため俺は携帯を見る。



『よし、行くか?そろそろ出ねぇとヤバイからな』




『おう…』



入学式がもうすぐ始まるため、俺たちは学校に向かうことにした。
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