恋愛一色
遥斗は男の俺から見てもかっこいいと思ってしまう程の美男子。
サラサラの髪に、綺麗な二重の瞳。
透き通った肌。
淡い赤色の唇。
褒めれば褒める程、魅力的なところが出てくる。
でも遥斗は女には興味がない。
中学生といったら恋愛の盛りみたいなものだ。
俺だって女には興味がある。
彼女だって欲しいし、
いろいろなことをしたい。
俺が変なだけか?
俺が欲情だらけなだけか?
遥斗は、まだ気にしているのだろう。
母親が遥斗を捨てたということを─…
遥斗の過去を知っているのはこの中学校で俺しかいないだろう。
俺の過去も誰にも話したことはない。
過去なんか関係ない。
今があればそれでいいと俺は思っているのに…遥斗は違うんだ。
遥斗は世界自体を憎んでいた。
サラサラの髪に、綺麗な二重の瞳。
透き通った肌。
淡い赤色の唇。
褒めれば褒める程、魅力的なところが出てくる。
でも遥斗は女には興味がない。
中学生といったら恋愛の盛りみたいなものだ。
俺だって女には興味がある。
彼女だって欲しいし、
いろいろなことをしたい。
俺が変なだけか?
俺が欲情だらけなだけか?
遥斗は、まだ気にしているのだろう。
母親が遥斗を捨てたということを─…
遥斗の過去を知っているのはこの中学校で俺しかいないだろう。
俺の過去も誰にも話したことはない。
過去なんか関係ない。
今があればそれでいいと俺は思っているのに…遥斗は違うんだ。
遥斗は世界自体を憎んでいた。