恋愛一色
千尋は騙された。
また俺の嘘に…



すると千尋が急に俺を抱きしめてきた。



千尋の体の冷たさに、俺の体は少しだけ反応をする。


『ごめんね?』



『いいよ…これからもっとつけて。てか…千尋につけてもいい?』



俺は千尋を抱きしめながら、ゆっくりと千尋を押し倒した。



千尋の瞳が俺を見ている。

俺は微笑んだ。



『響…沢山つけていいよ?』


頬を赤く染めた千尋は、こう言った。



『そんな可愛い顔して言うなよ、襲うからな?』



俺は千尋の首から鎖骨にかけて口づけをする。



…もうお前は…俺から…




ニゲレナイ。




…なぁ?俺っていけないことをしているよな?


悪いことばかりしているよな?



気付いているよ、自分でも。


でも…止まらないんだ。



誰か俺を助けてくれよ…
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