恋愛一色
───…俺はあのあとまた千尋と違う世界へと移った。


それは二人にしかわからない。




『響!久しぶりに遊ぼうぜ!』


こう和馬がいきなり言ってきた。

この日は千尋が部活だったため、俺は暇だった。


だからその和馬からの誘いにのった。



淳と遥斗も誘うこととなり、俺の家にと来ることになった。



行きにコンビニにより食料を買ってきて、俺の部屋に向かう。



『響、平松ともう終わった?』



和馬がスナック菓子をつまみながら聞いてきた。


俺はその質問を聞いて、飲んでいたジュースが吐き出そうになった。



『は?何お前』



『いや?気になっただけ!淳も気になってるしさ!』


俺は淳を見る。

淳は漫画を見ながら頷いていた。



俺はため息を漏らし、『うん…まぁ』と言って照れ笑いをした。
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