恋愛一色
遥斗との関係を壊したくない…
遥斗には傍いて欲しい…



そして一日が終わり、俺は学校をあとにする。


遥斗と別れ、俺は家の中に入っていく。



父さんは、またどこかへ出張に行ってしまった。

ここ最近、まともに父さんの顔を見ていない。


一応母さんに高校のことについて軽く話した。
母さんは喜んでくれた。



自分の部屋へと行き、携帯をいじる。


さなとは、もう会っていない。
携帯を新しくしたときに教えていないから。


きっと彼氏でも出来たのだろう。


俺はベットに横たわり、今までに来たメールを読み返していく。



ふとコルクボードを見る。

そこには今までの思い出が詰まっていた。


千尋と撮った写真や、
遥斗たちと撮った写真や…

でも一番輝いているのはあの写真。


そう、光輝さんからもらったあの写真…
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