どんなあなたも。

そんなさりげない優しさに
胸の奥がきゅってなった

でも誰かわからない
名前は?
どこに住んでるの?
年は?
疑問とビニール傘が
後に残った

おかげで濡れないで
家に帰れたけど

「もう1回会いたい」

その気持ちだけが
あたしの中で
大きくなっていった


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