ネコとネズミ
ハッピーエンド
ボクはネズミをギョッとにらんだ。
「まずいですよ」
ネズミは言った。
「お腹が減っているんだ」
「それなら、このソーセージをあげます。だから、逃がしてください」
ネズミは必死だ。
ボクは迷っていた。
本来ならソーセージを食べるが、ニューがソーセージを食べて死んだのを目の当たりにしているだけに、ネズミの言うとおりにすれば、ボクの命もないだろう。
だが、ネズミなど食べたことがないので、抵抗を感じる。
このままでは飢え死にする。
背は腹にかえられない。
「まずいですよ」
ネズミは言った。
「お腹が減っているんだ」
「それなら、このソーセージをあげます。だから、逃がしてください」
ネズミは必死だ。
ボクは迷っていた。
本来ならソーセージを食べるが、ニューがソーセージを食べて死んだのを目の当たりにしているだけに、ネズミの言うとおりにすれば、ボクの命もないだろう。
だが、ネズミなど食べたことがないので、抵抗を感じる。
このままでは飢え死にする。
背は腹にかえられない。